日本人は世界的に見ても働き過ぎの傾向があります。特に女性は就職の時点から始まり、昇進においても不利になってしまう傾向が未だに根強いことから、男性以上に努力を続けていかなければ仕事の上でよい立場を手に入れていくことが難しい状況があります。そのために男性以上に日夜努力を続けなければならない状況に立たされてしまうことも珍しいことではありません。それにやりがいをもって取り組んでいると疲れも知らずに取り組めてしまうものですが、ふと気が付くと疲労やストレスが蓄積してしまっているということもあります。健康診断で異常があり、ようやくそれに気づくということも稀ではありません。今は男女共にストレスが大きくかかっている時代なのです。

よりよい生活を送るために仕事を頑張っていても身体を壊してしまっては本末転倒でしょう。社会的ストレスは健康に大きな影響が生じてしまうことが多く、国でも重要な観点として取り上げられています。お酒を飲んで嫌なことを忘れながらがむしゃらで社会で働いていく際には、もっと自分自身への理解を持っておくことは重要でしょう。自分の心身の健康は自分でコントロールしなければならないものであり、周りに与えてもらえるものではありません。忙しく仕事をしていく中でも、どういったことには気をつけていなければならないかということを理解しておくことが大事です。大変な中で一度立ち止まり、自分自身が置かれている状況を冷静に観察してみましょう。心や身体の不調の原因が見えてくるはずです。